日本小児歯科学会認定小児歯科専門医

子ども専門の歯科医院。TEL.042-505-7372

診療について

虫歯の予防と治療

  • 虫歯菌の少ない子に育てよう
  • 1歳半過ぎの母乳には注意
  • 規則正しい食生活を
  • 乳歯は虫歯になりやすい
  • 乳歯の虫歯は永久歯にも影響
  • フッ素で虫歯予防
  • 正しく歯をみがきましょう
  • シーラントとは
  • 定期健診に行こう
  • キシリトールを上手に使おう

歯並び

虫歯の少ない子に育てよう!〜おとなからの感染を減らす〜

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌はいません。それなのに、なぜ虫歯なってしまうのでしょうか? それは、いつも身近で世話をするおとなから虫歯菌がうつってしまうのです。特に、1歳半から3歳ぐらいの間は、子どものお口にうつった虫歯菌が定着しやすい時期と言われています。逆に、3歳ごろまで虫歯菌の感染をできるだけ少なくし、砂糖をひかえて虫歯菌を増やさないようにすることができれば、他の善玉の常在菌がお口の中に住みついて、その後もずっと虫歯になりにくいお口になります。お子さんに虫歯がなるべくうつらないように、次のことに注意しましょう。

☆お母さんや周りのおとながご自分の虫歯治療をしたり、歯みがきをしっかりとして、自分たちのお口の虫歯菌を減らしておくことが大切です。☆おとなが一度口に入れたものを食べさせたり、おとなが使った箸やスプーンで、なるべく赤ちゃんに食事をさせないように注意しましょう。

1日に3〜5回、キシリトールガムを噛めば、3か月でお口の中の悪玉虫歯菌を楽に減らすことができます。妊娠中や2歳ぐらいまでの子どもがいるお母さんにオススメです。お母さんがキシリトールガムでご自分の悪玉虫歯菌を減らしておくだけで、子どもの虫歯を減少させることが証明されています。 →『キシリトールを上手に使おう』へ

一歳半過ぎの母乳には注意しましょう。