トピックス

  • フッ素のブクブクうがい(その3)

    (2015年06月02日更新)

    フッ素のブクブクうがい(フッ化物洗口)は子どもの虫歯予防に大変効果が高く、
    全国の小学校などで広く行われています。

    子どもの虫歯が最も少ない県14年連続1位の新潟県をはじめ、全国で約1万施設、100万人以上の子どもたちが学校などでフッ素のブクブクうがいをしていて、その数は年々増えています。

    ところが、なぜか東京都ではほとんど行われていないのが現状です。
    ですからみんなフッ素のブクブクうがいのことを知りません。

    学校などでやっていなくても、家庭で行うことができます。
    ブクブクうがい用のフッ素は歯科医院で手に入りますので、かかりつけの歯医者さんで相談してみてください。


    早い時期から開始すると、より丈夫な歯になります。
    ブクブクうがいがきちんとできるようになる、4歳ごろから始めるといいでしょう。

  • 歯並びがいいと婚活にも有利

    (2015年05月09日更新)

    すてきな笑顔は人に良い印象を与え、人生をも好転させる力をもっています。
    最近、矯正歯科業界のある会社が、婚活中 の男女2000名にアンケートを行いました。
    その結果、笑顔と歯並びが第一印象に大きく影響を与え、出会いの場では有利にはたらくことがわかりました。

    ○笑顔は第一印象に影響すると思うか…
    左右する91.9%
    ○相手の笑顔で気になる部分…
    目:47.7%
    口もと:46.9%
    ○歯並びは第一印象を左右すると思うか…
    左右する:78.3%
    ○歯並びがいい人のイメージ…
    健康そう:63.0%
    清潔感がありそう:50.9% 
    育ちがよさそう:32.8%
    誠実そう:21.9%
    ○自分の歯並びに自信があるか…
    自信がない:58.5%
    そのうち、矯正治療を受けていない人:88.0%

  • 小林先生に代わり、深瀬先生が担当医に加わりました。

    (2015年05月09日更新)

    今まで週2回担当しておりました小林先生が結婚退職されたため、
    後任に深瀬先生が週2回担当することになりました。
    深瀬先生は小児歯科一筋8年の経験豊富な先生で、日本小児歯科学会専門医の資格も持っています。
    みなさん、よろしくお願いいたします。

  • 12歳臼歯が生えたらシーラントを

    (2015年03月30日更新)

    歯は弱い状態で生えてきて、後からだんだん強くなっていきます。表面のエナメル質は唾液から常にカルシウムやリン酸といった成分を取り込んでいて、このはたらきによって、歯は丈夫なつくりに改造されていくのです。これを再石灰化といいます。(特に、フッ素を使うとより再石灰化が促されて、歯が強くなります。)
    12歳臼歯とは、12歳~13歳ごろ、一番奥から生えてくる永久歯のことです。生えた直後はまだ弱く、また、磨きにくいので、生えてきたそばから虫歯になってしまうことがあります。
    そこで、この時期にシーラントをしてあげると虫歯予防に大変効果があります。
    シーラントとは、奥歯の溝をコートすることで、溝からの虫歯を防ぐ処置のことです。主に生えたばかりの6歳臼歯や12歳臼歯に行います。
    6歳臼歯だけでなく、12歳臼歯が生えてきたときもシーラントで歯を守ってあげましょう。

  • 歯列矯正は子どものうちに

    (2015年03月09日更新)

    昨年10月、くにたち小児・矯正歯科の院長への取材があり、その記事が地方の新聞に掲載されました。 新聞記事

  • 子どもの出っ歯

    (2015年03月03日更新)

    悪い歯並びには、出っ歯、受け口、アゴが狭くてガタガタ、すきっ歯など、いろいろな種類があります。
    その中で、意外と気づきにくいのが「出っ歯」です。受け口は誰が見ても異常だとわかりますが、出っ歯は見た目にもあまり違和感を覚えない人が多いようです。
    日本人の場合、上の前歯が出ているのではなく、下顎自体が引っ込んでいるために相対的な出っ歯になっている人がほとんどです。
    アゴが成長途中である子どもの時期であれば、引っ込んでいる下顎の成長を促す器具をはめて矯正をすることができます。
    おとなになってから出っ歯を治療する際は、下顎の位置を治すことはもはや不可能です。後ろに下がっている下顎に合わせ、上の前歯を引っ込める治療をせざるを得ません。そのため、通常は抜歯をして矯正します。

  • 乳歯の虫歯を放置してはいけません

    (2014年12月29日更新)

    「乳歯に虫歯があっても、どうせ生えかわるからそのままにしてもいいのでは?」
    という声をよく聞きます。本当に大丈夫なのでしょうか? 乳歯の虫歯が進行すると、後から生えてくる永久歯にも悪影響を及ぼします。

    ①乳歯の虫歯が進行すると、根の周りに炎症を起こします。その結果、すぐ下に控えている永久歯が変色してしまうことがあります。
    ②乳歯の根の周りに炎症が起きると、ウミがたまり、そこに控えている永久歯がウミに圧迫されて、顎の骨の中でずれていきます。そしてずれた場所から永久歯が生えてきて、歯並びが悪くなります。
    ③乳歯の虫歯を放置していると、お口の中の虫歯菌が常に多い状態になります。そんな環境では、生えかわった永久歯もすぐに虫歯になってしまいます。

    確かに、虫歯が小さいままそれ以上進行せず、運よく大きな問題を起こさないまま永久歯に生え変わる場合もあります。しかし、その虫歯が進行するかしないかをお母さんが見極めることはできません。

    しかも、乳歯の虫歯は進行が早いので、虫歯かなと思ったらそのままにせず、早めに歯医者さんに診てもらいましょう。

  • 田口先生が退職されました。

    (2014年12月22日更新)

    (火)(金)に勤務しておりました田口先生が、事情により退職されました。
    今後、ご予約が取りづらくなり、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、
    スタッフ一同、精一杯つとめてまいりますので、よろしくお願いいたします。

  • フッ素を値下げしました

    (2014年12月20日更新)

    フッ素トレー法 3,240円⇒2,160円

    歯科医院で行うフッ素塗布は家庭では扱えない高濃度のフッ素を使います。
    歯磨き粉やブクブクうがい剤に含まれるフッ素は低濃度フッ素で、主に再石灰化を促して虫歯を予防します。
    これに対して、高濃度フッ素は歯の表面を強い歯質に変えることによって虫歯を防ぎます。
    同じフッ素でも濃度によって働きが違うので、両方を併用するのが最も効果的です。

    高濃度フッ素で最大限に効果を上げるには、約4分間、フッ素を歯に触れさせておく必要があります。
    そのため、当院ではムース状のフッ素入れたトレーを4分間お口に入れていただきます。

    また、歯科衛生士による歯みがき指導とクリーニングを同時に行っております。

  • もともと虫歯になりやすい人っているの?

    (2014年12月2日更新)

    「ウチの子はなんでこんなに虫歯になるの?私も虫歯が多かったし、生まれつき虫歯になりやすい人っているのかしら?」こんな疑問をもっているお母さんは多いと思います。

    答えは「イエス」。確かに、体質的にもともと虫歯になりやすい人はいます。
    ・石灰化不全といって、生えたときから歯の表面が弱い。
    ・虫歯菌が出す酸は唾液が中和してくれるのですが、その作用が弱い。唾液の量が少ない。
    ・唾液の成分によって、生まれつき歯の表面に虫歯菌が付きやすい。

    また、生まれつきではありませんが、
    ・親の悪玉虫歯菌を子どもが受け継いだ。
    などが挙げられます。

    しかし、基本的には、虫歯は生活習慣病です。生まれつき虫歯になりやすいとしても、予防法は他の人となんら変わりがありません。

    一日に何度もおやつを食べない。歯みがき粉やジェルをつけて朝晩しっかりと磨く。フロスを使う。4歳になったらフッ素のブクブクうがいを開始する。6歳臼歯が生えたらシーラントをする。そして、定期検診に行くことが大切です。お子さんが虫歯になりやすいと思ったら、特に注意してみてください。

  • 『ママノート』の取材を受けました。

    (2014年11月11日更新)

    学研が運営している、小学1年生と年長さんのためのウェブサイト『ママノート』から、歯の生え変わりなどについて取材を受けました。
    11/6から掲載されていますので、よかったらこちらもご覧になってみてください。
    ママノート >>

  • 『新しい先生とスタッフが加わりました!』

    (2014年11月08日更新)

    ご予約が取りづらい状況がつづき、みなさまにはご迷惑をおかけしておりましたが、
    このたび、新しい先生とスタッフが仲間に加わってくださいました。
    スタッフ写真 写真手前左側が田口ゆみこ先生です。
    院長と同じ東京歯科大学小児歯科学講座出身で、小児歯科を専門としています。年齢は内緒ですが、院長よりも年上です。(火)(金)に来てくださいます。

    次に写真手前右側が塩田りささんです。歯科の仕事ははじめてですが、いつも笑顔で、仕事を覚えるのがとても早く、期待のホープです。

    みなさん、よろしくお願いいたします。

  • 『子どもの時期に矯正するとなぜいいの?(その2)』

    (2014年10月29日更新)

    子どもの矯正は2段階に分けて行うことがあります。1回目の矯正をⅠ期治療、2回目の治療をⅡ期治療といいます。

    Ⅰ期治療は前歯が生えかわった小学校低学年ごろに行います。場合によっては4歳ごろから行うこともあります。

    Ⅰ期治療の目的は、現在の悪い咬みあわせを改善することによって、その後のアゴの成長を良くしたり、正しく鼻から呼吸することを促したりします。いわば成長発育期に行う骨格の土台作りともいえます。

    呼吸の仕方、咬み方、飲み込み方、しゃべり方はすべて連動してアゴの成長と歯並びに影響を及ぼします。つまり、子どものうちに矯正を行うことは、歯並びだけでなく、呼吸、咀嚼、嚥下、顎の発育を良い方向に導くという大事な意味を持っているのです。

    そして、永久歯にすべて生え変わってから、Ⅱ期治療で仕上げ矯正を行います。

  • 『フッ素のブクブクうがい(その2)』

    (2014年9月29日更新)

    昔よりも、日本の子どもの虫歯はずいぶんと減りました。

    大きく貢献したのは、歯磨き粉にフッ素を入れたことです。お母さんがたが子どもだった30年ほど前、日本で売られていた歯磨き粉のうち、フッ素入りのものはわずか1割程度しかありませんでした。それが現在では約9割の歯磨き粉にフッ素が入っています。フッ素入り歯磨き粉の増加とほぼ反比例して、子どもの虫歯は減ってきました。 

    それでも、子どもの虫歯は欧米と比べ、まだまだ多いのが現状です。砂糖の消費量は日本の方が少ないにも関わらず、です。

    では、それら諸外国との違いはなんでしょうか?

    それには、水道水にフッ素が入っているかどうかが大きく影響しています。世界の虫歯予防のスタンダードは、水道の水にほんの微量のフッ素を入れることです。

    フッ素は自然界のすべての水や動植物にもともと含まれているもので、売られているミネラルウォーターには初めから同程度のフッ素を含んでいるものもあります。もちろん体に害はありません。

    残念ながら、現在はどの都道府県も水道水へのフッ素添加を行っていません。

    そこで、その代わりにできる有効な手段がフッ素のブクブクうがいなのです。4歳ごろから始めると、より効果的です。

  • 前歯が生えかわったら歯並びが悪くなった

    (2014年9月1日更新)

    小学校1年生ごろになると、下の前歯が4本生え変わってきます。顎の幅が狭いときれいに並ばず、隣の歯と重なってしまうことがあります。
    前歯4本が永久歯に変わると、その部分の顎の成長は止まってしまうので、その後待っていても自然に歯並びが良くなることはもうありません。
    では、いつ矯正を始めるのがいいのでしょうか?
    通常はもう1年待って、上の永久前歯も4本生えそろってからスタートします。遅れて生えかわる上の前歯も重なって生えてくることが多いので、上下とも4本の前歯が生えかわったところで、上下の狭い歯列を同時に拡げて矯正します。
    ただし、その他の条件により、奥歯も全部永久歯に生え変わった6年生ぐらいまで待ってから矯正を始めたほうがいい場合もありますので、必ず事前に精密な検査が必要です。

    まず、お電話でご相談日のご予約をお取り下さい。電話:042-505-7372
    事前の精密検査を行うときに料金が発生します。<料金表を見る→>
    永久歯に生え変わった小学校6年生の矯正治療は、中学生・高校生の矯正歯科と同じです。»