第1期治療が必要なほかの理由。
顎の発達以外の理由で、子どものうちから矯正をしたほうがいい場合には、どんなことがありますか?
以下のような理由で、永久歯がきちんと生えてこられない場合、子どものうちから矯正をしたほうが良いです。もともと顎の骨の中で永久歯の位置が悪く、変なところから生え変わってしまったり、何かの原因で永久歯が埋まったまま生えてこられない場合。
虫歯やケガが原因で、本来の生え変わりの時期よりも早く乳歯が抜けてしまって、隣の歯がずれてしまったとき。この場合は、そのままにしておくと、生え変わる場所がなくなって、きちんと永久歯が生えてこられなくなることがあります。
これらのように、個々の歯の生え変わりに問題がある場合は、その時点で早期に解決しておかないと、隣の永久歯に悪影響を及ぼしたり、将来、もっと大がかりな矯正治療をしなければならなくなることもあります。
子どもの矯正(第1期治療)で使う装置
- «取り外し式の装置»
- アライナー(インビザラインなど)
- フェイシャルマスク
- 床型装置
- 機能的装置(T4K、ムーシールドなど)
- «固定式の装置»
- 急速拡大装置
- リンガルアーチ