トピックス

  • 患者さん用の駐車場ができました!(現在は契約が終了し、駐車場はございません。)

    (2016年11月17日更新 / 2018年12月12日訂正)

    患者さん用の駐車場ができました!
    医院から徒歩5分に専用駐車場がございます。
    くにたち小児・矯正歯科のマークのある指定の場所をお使いください。

    アクセス ページ >
    現在、契約が終了し、駐車場はございません。不便をおかけしますが、近隣のコインパーキングをご利用ください。

  • 1歳になったら歯科検診

    (2016年10月31日更新)

    ちょうど1歳になったころの赤ちゃんに、もう虫歯ができていることがあります。虫歯の原因は寝かしつけ時の授乳です。

    通常、虫歯は虫歯菌と砂糖によってできますが、授乳による虫歯は乳酸桿菌などが原因だと考えられています。

    この虫歯ができやすいところは、母乳が接する上の前歯の裏側です。睡眠中は唾液があまり出なくなるため、授乳しながら寝かしつけをすると、母乳がお口の中に残ったままとなり、虫歯になりやすいのです。

    授乳による虫歯はできやすい子とできにくい子がいます。赤ちゃんの歯は虫歯の進行が早く、1歳半検診の時にはすでに虫歯が進行してしまっている場合もありますので、1歳になったら小児歯科で検診を受けましょう。

    国立市にお住まいのかたは、保健センターで毎月2回ほど行われている「乳幼児歯科相談」で小児歯科専門の先生がみてくれますので、こちらを利用するのもおすすめです。

  • 歯みがきは1回何分すればいいの?

    (2016年10月05日更新)

    最低でも3分間を目標に磨きましょう。

    歯垢(プラーク)は、口の中の細菌が作った白っぽいネバネバしたもので、歯に強力にくっついています。

    歯ブラシで一か所を20往復ぐらいこすらないと、歯垢は落ちません。

    歯に対して歯ブラシを横に当て、小刻みに動かして2本ずつ磨くと、歯垢を落とすのに10秒はかかります。このようにしてすべての歯面を磨くと、ゆうに3分以上はかかるでしょう。

    歯垢の付き方は人によって違います。市販されている歯垢染め出し液を使い、全部の歯垢を取るのに何分ぐらいかかるか、ときどきチェックしてみるといいでしょう。

    また、いくら丁寧に歯ブラシで磨いても、歯と歯の間には毛先が届きませんので、おとなも子どもも、毎日必ずデンタルフロス(糸ようじ)を使いましょう。

  • 見えない矯正

    (2016年10月03日更新)

    ●中高生が矯正治療をためらう理由
    第1位 見た目が気になる
    第2位 痛くないか心配
    第3位 食事がしにくそう

    そんな方におすすめなのが、マウスピース矯正です。ブラケットとワイヤーを使わず、薄い透明なマウスピースで歯を動かす矯正です。代表的なものは"インビザライン"です。透明なので目立たず、矯正をしていることが他人に気づかれないほどです。

    やさしい力で少しずつ歯を動かすので、痛みがほとんどありません。

    食事と歯みがきのときは取り外せますので、食事中の違和感もありませんし、矯正治療が原因で虫歯になることもありません。

     ただし、中にはマウスピース矯正に不向きな歯並びもありますので、気になる方は一度ご相談ください。

    マウスピース矯正について詳しく»
    歯並びのご相談はまず、お電話でご相談日のご予約をお取り下さい。電話:042-505-7372

  • 歯をぶつけてグラグラになったら

    (2016年08月01日更新)

    子どもの歯のケガで最も多いのは、ぶつけて歯がグラグラになることです。

    痛みや出血がある時は、その部分に刺激を与えないように安静にし、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。

    そのような症状がなく多少グラつく程度でも、後から歯が変色したり、根の中で炎症を起こしたりすることがありますので、なるべく受傷してから時間を置かずに診てもらってください。

    グラついている歯は硬すぎないワイヤーで隣の歯と固定します。程度が比較的軽い場合は、通常2週間程度で固定を外します。

    ケガの程度にかかわらず、半年ほどは経過観察が必要です。ケガによって歯の中の血流が悪くなり、ずっと後になってから症状が現われることがあるからです。その間、定期的にレントゲン等で歯の状態を診査します。

    経過の状態により、根の中の治療が必要になる場合があります。

  • 子どもに歯みがき粉が必要な本当の理由

    (2016年07月10日更新)

    歯ブラシでよくこすれば歯垢は落ちるので、歯みがき粉は必ずしもつけなくてよい、と以前は言われていました。近年は、必ず歯みがき粉をつけて磨くことが推奨されています。
    それは、歯みがき粉に含まれている「フッ素」が虫歯予防に大変重要な役割を果たしていることがわかったからです。
    子どもから大人まで、歯の健康を保つためには毎日のフッ素が欠かせません。

    1歳ごろになって上顎の前歯が生えてきたら、さっそく歯みがきジェルをつけて磨いてあげましょう。量は米粒1個ほどのごく少量にします。うがいの必要はありません。この程度の量を唾液といっしょに飲み込んでも害はありません。

    うがいができる年齢になっても、歯みがき後に何度もうがいをしないようにしましょう。うがいは少量の水で1回だけ、5秒以内にしておきます。せっかくのフッ素が流れてしまわないようにするためです。

  • 虫歯菌を減らす秘密兵器

    (2016年06月07日更新)

    ご存じでしたか?虫歯菌を劇的に減らすイイものがあることを。

    それは、オーバルゲンDCやオボプロンDCと言われるもので、虫歯菌が歯にくっつくのを防ぐ成分です。つまり、歯の表面に歯垢ができにくくなるのです。

    これを含んだ製品は、『ハキラ』と『テテオ 口内バランスタブレットDC+』です。どちらもドーナツ型のタブレットで、ドラッグストアの乳幼児用食品コーナーなどで売っています。

    食後のおやつや歯みがき後に子どもに食べさせると、2週間で専門家も驚くほどお口の中の虫歯菌が減ります。

    1歳半から3歳ごろ、虫歯菌は主に母親から子どもにうつります。この時期までに母親がこれらを食べて自分の虫歯菌を減らしておけば、子どもへの感染を遅らせて、虫歯になりにくい子どもに育てることもできます。

    あくまでもこれは虫歯予防の補助的な方法ですので、上手に取り入れてみてください。基本は規則正しい食生活と歯みがき、フッ素の活用、そして定期検診です。

  • 交叉咬合

    (2016年05月13日更新)

    歯科 交叉咬合 歯並び 矯正子どもの歯並びで早期に矯正が必要なものに、「交叉咬合」があります。上顎の歯並びが狭いために下顎ときちんとかみ合わず、下顎を左右にずらさなければ噛むことができません。横ズレのかみ合わせです。

    指しゃぶりや口呼吸などが原因で上顎の幅が狭くなり、交叉咬合になることがあります。

    いつも下顎を左右にずらして噛んでいるため、正面からよく見ると下顎が左右のどちらかにゆがんでいるのがわかります。放置すると、その状態で下顎の骨が成長して曲がったアゴになってしまうため、できるだけ早期に矯正をする必要があります。

    歯科検診で「交叉咬合」と言われたら、小児歯科か矯正歯科の専門医院でみてもらいましょう。

  • 『本当は怖い歯垢の正体』

    (2016年04月01日更新)

    歯の表面に付いている、白っぽいヌルヌルしたものがあります。これを歯垢(プラーク)といいます。  歯垢はたくさんの細菌のかたまりです。食べカスではありません。ほんの、楊枝の先についているぐらいの量でも、1億個以上の細菌がいます。これが虫歯と歯周病の原因です。

    何気なく歯の表面に付いている歯垢ですが、何と、カゼやインフルエンザ、動脈硬化、糖尿病、早産、肺炎をも引き起こしていることが近年わかってきました。

    カゼやインフルエンザウイルスがノドの粘膜から入り込む時、歯垢から出た細菌が毒素を出して粘膜の防御を破り、ウイルスを侵入させています。

    インフルエンザの予防には、手洗い、うがい、マスクともうひとつ、「歯みがき」が大変有効です。

    また、この毒素が血流に入り込むと、動脈硬化や糖尿病を引き起こします。 日本人の死亡原因第3位は肺炎ですが、多くは高齢者がむせたときに、唾液に混じった歯垢の細菌が気管支から肺に入り、肺炎を起こしているのです。

  • 『歯並びが悪いのは現代人の宿命?』

    (2016年3月10日更新)

    現代人はアゴが退化して小さくなっているという話も聞きますが、本当は縄文人と比較しても、現代人のアゴの大きさはあまり変わっていません。

    変わったのは歯並びです。木の実などの固いものや、小魚なら丸ごと食べていた縄文人は歯が極度にすり減り、また、歯並びの乱れは全くありませんでした。

    現代人に歯並びの悪い人が多いのは、遺伝的に進化や退化をしたのではなく、環境、すなわち食生活が変わったためと言われています。つまり、あまり噛まずにすむような、軟らかいものばかり食べているから歯並びが悪くなったというのです。 では、どの程度かみごたえのある食事を摂れば歯並びが良くなるのでしょうか?

    それには、江戸時代以前の食生活までさかのぼらなければなりません。

    さすがに毎日の食事を江戸時代以前のものに戻すのは難しい話です。やはり、現代人に歯並びの悪い人が多いのは、仕方がないことといえそうです。

    とはいえ、回数多くしっかりと噛むことは、歯並びだけでなく、脳の発達やさまざまなことに良い効果があります。健康のためにも、意識してよく噛むようにしましょう。

  • 『ケガで永久歯が抜けてしまったら』

    (2016年01月29日更新)

    ケガで永久歯が抜けてしまったら、一刻も早く歯科医院で処置をしてもらいましょう。

    抜けた永久歯は元の位置に戻して固定しますが、その後の治り具合を左右するのが、根の表面の状態と抜けてからの時間です。 根の部分が乾燥してしまうと、せっかく元に戻した歯がだんだん悪くなって、最悪の場合、抜歯することになってしまいます。

    最善の方法は、抜けた歯を自分で歯グキの穴に戻した状態で、すぐに歯科医院に行くことです。
    戻すのが難しい場合は、歯を牛乳に入れておき、24時間以内に処置をしてもらいます。
    牛乳がない場合は、歯を自分の口の中に入れて乾燥を防ぎ、1時間以内に歯科医院に行きます。

    なお、乳歯がケガで抜けてしまった場合は、よほど条件が良くない限り、原則として元の歯グキに戻すことはしません。生え変わる永久歯に悪影響が及ぶおそれがあるためです。

  • お肉を食べない子どもたち(その2)

    (2016年1月5日更新)

    5歳ぐらいになってもお肉を飲み込めず、噛んだ後、スジだけになったものを口から出してしまう子どもがいます。原因はいくつか考えられますが、主なものを2つ挙げます。

    一つ目は、3歳までの幼児食の時期に、食べ方をうまく学習できなかった場合です。ドロドロの離乳食から始まって、だんだん硬いものに移行していきますが、途中のステップを飛ばして硬いものを与えたりすると、それ以上うまく食べられるようにはなりません。

    二つ目は、赤ちゃんが母乳を飲むときの乳児型嚥下を卒業できていない場合です。

    赤ちゃんは舌を前に出したまま、吸うようにして母乳を飲んでいます。1歳ごろには前歯も生え、おっぱいを吸う反射もなくなり、離乳食にともなって舌と口唇の新たな動きを学習していきます。

    この時期に、母乳・哺乳ビンが好きで卒乳が遅い子どもや、おしゃぶり・指しゃぶりをよくする子どもは、舌の前方部を使って食べる動きを学習しにくくなります。ストロー付マグカップも授乳と同様の口の動きをさせて、食べる学習を妨げますので、1歳になったら使うのを控えたほうがいいでしょう。

  • お肉を食べない子どもたち(その1)

    (2015年11月27日更新)

    「お肉を噛んだ後、飲み込まずに口から出してしまうんです」と、5歳ぐらいの子のお母さんから聞くことがあります。しまいには嫌がって、お肉を食べなくなります。

    これは、お肉が嫌いなのではなく、お肉を飲み込むことができないのです。

    3歳をすぎると咀嚼機能が発達して、だんだん固いものも食べられるようになってくるはずなのに、どうしてでしょうか? 赤ちゃんは、おっぱいを飲むときのお口の動きを、生まれつき備わっている反射運動でやっています。舌を前に出し、口の奥の方まで乳首をくわえこみ、舌の後方部を使い、吸って飲みこみます。。

    離乳食が始まると、お口の中の動きが変化していきます。舌の前方部を上あごに押し付け、食べ物をノドの方に送って飲み込むようになります。
    この飲み込み方は、生後に学習して身に着けるものです。

    お肉を飲み込めないというのは、噛むことはできるけれど、飲み込み方を学習できなかった、ということになります。

    ではどうしてこのようなことが起きるのでしょうか? 《次号につづく》

  • 上の前歯がハの字に生えてきたら

    (2015年11月2日更新)

    上の前歯が生えかわるのは7歳ごろです。そのときに2本の前歯がまっすぐではなく、「ハの字」に開いて生えてくることがあります。でもこれは異常ではありません。

    隣の歯が生えかわるときに前歯が内側に押され、ハの字の隙間が閉じてまっすぐになってきます。

    その後も歯の向きが開いて真ん中に隙間があるときは、さらに隣の犬歯が生えかわるときに、隙間が閉じて、前歯がまっすぐになります。

    それでもまだ隙間が残る場合は何等かの異常が考えられます。小児歯科か矯正歯科の専門医院で診てもらいましょう。

  • エナメル質形成不全症

    (2015年10月8日更新)

    歯の表面に、他とは違う、白色や茶色をした部分を見かけることがあります。虫歯になったのではなく、生えたときから見られる変色です。

    これは「エナメル質形成不全症」といって、歯の表面のエナメル質が生まれつきうまく作られず、変色や欠けがみられる状態です。乳歯にも永久歯にも見られ、その部分は歯質が弱くなっています。

    前歯にできる場合はそこから虫歯になることは少なく、主に見た目の問題になります。 奥歯にできている場合は、そこから虫歯になりやすく、虫歯になると大変進行が早いので、注意深い診査と予防が大切です。すでに歯が欠けている場合はプラスチックなどをつめて治療します。

    特に6歳臼歯はエナメル質形成不全症になりやすい歯です。6歳ごろ、奥歯に新しい歯が生えてきたら、早めにかかりつけ歯科医に診てもらいましょう。

  • 子どもの歯ぎしり

    (2015年9月2日更新)

    子どもと一緒に寝ていると、「ギギッ、ギギッ」と音をさせていることがあります。歯ぎしりです。音が出るほどものすごい力でくいしばって、顎を左右に動かしているのです。

    こんなにギリギリとやって、歯は大丈夫なのかしら?と心配になるお母さんも多いと思います。

    歯ぎしりの原因はストレスや、寝ている間に胃酸が逆流すると起こるとか、眠りが浅いときに起こるなどと言われています。子どもからおとなまで、15~20%ぐらいの人が歯ぎしりをしています。

    歯ぎしりをすると、主に前歯がすり減ってきます。乳歯は前歯のすり減りが多くみられますが、ほとんどの場合は特に治療の必要はありません。

    極端にすり減っている場合は、夜寝るときにナイトガードをはめて、歯を保護します。

  • フッ素は栄養素

    (2015年7月29日 更新)

    フッ素は虫歯予防のために歯に塗るもの、ということは広く知られていますが、「歯と骨の正常な発育に必要な栄養素」であることはあまり知られていません。

    フッ素とは自然界に存在するすべての動植物や水に含まれていて、私たちは食事を通して毎日フッ素を摂っています。

    世界保健機関(WHO)をはじめ、世界で約150もの専門機関がフッ素を歯の健康における必須栄養素としています。また、欧米豪諸国ではフッ素を歯の健康に必要な栄養素として、1日あたりの摂取目安量を定めています。

    しかし、食事や飲料水、歯みがき後に口の中に残る歯磨き粉のフッ素成分だけではまだまだ不足しがちです。

    そこで、子どもにとって特に有効なのが、フッ素のブクブクうがいです。フッ素が歯の表面に働いて虫歯予防になるのはもちろん、口の中にちょっと残ったフッ素が唾液と一緒に飲み込まれることで、フッ素を摂取することができます。これにより、生え変わる前から強い永久歯が作られるのです。

  • 指しゃぶりと歯並び

    (2015年7月1日 更新)

    歯並びを悪くする子どものクセの一つに、指しゃぶりが挙げられます。親指を根元までくわえてチューチュー吸っていると、出っ歯になって上下の前歯がかみ合わなくなってしまいます。

     赤ちゃんが指しゃぶりをするのはある程度自然なこととして、特に気にする必要はありません。しかし、3歳になってもやっていると注意が必要です。

     3歳を 過ぎても指しゃぶりが自然にやめられない場合は、徐々に注意をうながして4歳のお誕生日までにやめることを目標にするといいでしょう。4歳ごろまでに止められれば、歯並びも自然に治る場合があります。しかし、5歳ごろまで続けていると、出っ歯の歯並びが定着してしまいます。

     こうなると、咬みあわない前歯のすきまを舌で埋めようとして、舌を前に突き出すクセがついてしまいます。ご飯をうまく飲み込めずに食事にすごく時間がかかったり、舌足らずなしゃべり方になってしまうこともあります。